2026/08/21 チームで成長するために、リーダーが最初に示したい3つのこと

教師

チームで仕事をするとき、

「みんなで頑張りましょう」

だけでは、なかなか同じ方向には進めません。

それぞれに考えがあります。
それぞれに得意なことがあります。
仕事の進め方も違います。

だからこそ、チームをまとめる立場になったときに大切なのは、全員を同じやり方にそろえることではなく、「どこを目指すのか」を共有することなのだと思います。

最近、自分がチームのメンバーに向けて、これから大切にしたいことを話す機会がありました。

そこで意識したのが、次の3つです。

① チームの目標を示す

まず必要なのは、

「私たちは、どこを目指すのか」

を言葉にすることです。

日々仕事をしていると、どうしても目の前のことに追われます。

「あれを終わらせないと」
「次はこれをしないと」

そうやって一日一日を過ごしているうちに、

「そもそも何のためにやっているのか」

が見えにくくなることがあります。

だから、ときどき立ち止まって、

「私たちはこんなチームになりたい」
「そのために、今はこれを大切にしたい」

と確認する。

目標は、行動を縛るためのものではなく、迷ったときに戻ってこられる場所なのだと思います。

② 自分の考えを見えるようにする

今回、自分が意識したもう一つのことが、

自分の頭の中を見えるようにすること

でした。

リーダーの中では、

「こうしていきたい」
「ここを大切にしたい」
「最終的にはこうなってほしい」

と考えていても、それを言葉にしなければ周りには伝わりません。

そして、何を考えているのか分からない人とは、なかなか一緒に仕事をしにくいものです。

だから、

「自分はこう考えています」

とまず示す。

ただし、それは、

「だから、みんなもこの通りにしてください」

という意味ではありません。

むしろ、

「自分はこう考えているけれど、みんなはどう思う?」

という、対話を始めるための叩き台です。

リーダーが考えを持つことと、メンバーの考えを尊重することは両立できる。

むしろ、自分の考えを出した方が、相手も自分の意見を言いやすくなるのではないかと思います。

③ 「何をするか」より「何のためにするか」を示す

具体的な行動を決めることも必要です。

しかし、それ以上に大切なのは、

「なぜ、それをするのか」

だと思います。

ある行動をできるようにすること自体がゴールになってしまうと、

「できた・できない」

だけで人を見るようになります。

でも、本当に育てたいものは、その行動のもっと先にあります。

その人にどんな力を身につけてほしいのか。
どんな人になってほしいのか。
チームとしてどんな状態になりたいのか。

そこまで考えると、同じ行動でも意味が変わります。

行動は目的ではなく、成長するための手段。

これは忘れないようにしたいと思いました。

目標は「伝えたら終わり」ではない

そして今回、自分自身がもう一つ考えたいと思ったことがあります。

それは、

目標を示しただけでは、チームの目標にはならない

ということです。

リーダーがどれだけいい話をしても、

「なるほど」

で終わってしまえば、それはリーダー個人の目標のままです。

だから、

目標を示す

具体的な行動にする

実際にやってみる

みんなで振り返る

次の行動を考える

という循環が必要なのだと思います。

「今、どこまでできている?」
「何がうまくいった?」
「何に困っている?」
「次はどうする?」

そんな対話を繰り返す。

そうすることで、最初はリーダーが示した目標だったものが、少しずつ**「私たちの目標」**になっていくのではないでしょうか。

リーダーが全部決めなくてもいい

以前の自分なら、

「リーダーなんだから答えを持っていないといけない」

と思っていたかもしれません。

でも今は少し違います。

リーダーが示すべきなのは、すべての答えではなく、

「どこへ向かいたいのか」

なのかもしれません。

方向は示す。

自分の考えも示す。

でも、そこへ行く方法については、みんなで考える。

分からないことがあれば、自分も聞く。

誰かのアイデアがよければ取り入れる。

そして、それぞれの得意なことを生かす。

そんなチームの方が、一人のリーダーがすべてを決めるチームより、長い目で見れば強くなる気がします。

「そろえる」のではなく「同じ方向を見る」

チームづくりというと、

「みんなをそろえる」

ことを考えがちです。

でも、今回自分が話をしながら感じたのは、

そろえる必要はないのかもしれない

ということでした。

考え方も違う。
得意なことも違う。
仕事の進め方も違う。

それでいい。

大切なのは、

違う人たちが、同じ方向を見ていること。

そのためにリーダーは、

目標を言葉にする。
自分の考えを見えるようにする。
対話できる場をつくる。
そして、何度もゴールを確認する。

チームを動かすというより、

チームが自分たちで動ける環境をつくる。

そんなリーダーでありたいと思います。

そして何より、

「このチームで一緒に成長したい」

と自分自身が思えていること。

案外、それがチームづくりの一番大切な出発点なのかもしれません。

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