こんにちは。
6月になると、なんとなく教室が落ち着かなくなることがあります。
疲れが出てくる時期でもあるし、学校訪問や様々な行事も重なります。
子どもたちだけでなく、先生自身も少し余裕がなくなってくる時期です。
だからこそ、トラブルが起きた時にどう対応するかが大切だと感じています。
今日は、自分が児童同士のトラブルが起きた時に意識していることをまとめてみます。
まずは結論です。
【トラブル対応の7つの手順】
① 深呼吸して先生自身が落ち着く
② 事実確認をする
③ 一人ずつ個別で話を聞く
④ 話の流れを図やメモに整理する
⑤ 問題になっている部分をはっきりさせる
⑥ 必要に応じて謝罪や今後の行動を考える
⑦ 分からない場合は正直に保護者へ伝える
①先生が慌てない
最近、特に意識していることがあります。
それは、「まず先生が落ち着くこと」です。
トラブルが起きると、
「まずい!」
「早く解決しなきゃ!」
と焦ってしまいます。
でも、先生が慌てると、その空気は子どもたちにも伝わります。
だから、自分はまず深呼吸します。
一旦、自分を落ち着かせます。
すると、見える景色が全然違ってきます。
②事実確認を最優先する
次に大切なのが、事実確認です。
特に二人のトラブルの場合は、一人ずつ個別に話を聞きます。
この時に意識しているのは、こちらから質問しすぎないことです。
「どうしてそんなことをしたの?」
ではなく、
「どんなことがあったか教えて。」
と、自由に話してもらいます。
そして、自分はひたすらメモを取ります。
③図にして整理する
話を聞いたら、出来事の流れを図にします。
例えば、
・嫌なことを言われた
↓
・腹が立った
↓
・叩いた
というように整理します。
そして、
「この流れで合っている?」
と、一人ずつ確認します。
図にすると、感情ではなく事実を見ることができます。
ここがすごく大切です。
④白黒をつけるのではなく、分かったことを整理する
昔の自分は、
「今日中に解決しなきゃ。」
と思っていました。
でも最近は違います。
分からないことを無理に分かったことにしない。
事実として分かったことを積み上げる。
ここを意識しています。
もし意見が食い違う場合は、
「今日はここまで分かりました。」
と正直に保護者へ伝えます。
その誠実さの方が、後々の信頼につながることを実感しています。
そもそも、先生の仕事は裁判官ではない
最近思うことがあります。
先生の仕事は、誰が100%悪いかを決めることではないと思っています。
もちろん、叩いたり傷つけたりした事実があれば、それはきちんと指導します。
でも、それ以上に大切なのは、
子どもたちが安心して話せる環境を作ること。
そして、次に同じことが起きないように支えること。
こちらの方がずっと大切だと思っています。
自分への問い
・自分は解決を急いでいないだろうか?
・子どもの話を最後まで聞けているだろうか?
・感情ではなく、事実を見ることができているだろうか?
・「今日中に終わらせること」が目的になっていないだろうか?
・保護者へ誠実に事実を伝えられているだろうか?
明日から使えるトラブル対応の7つの手順(まとめ)
① 深呼吸して先生自身が落ち着く
② 事実確認をする
③ 一人ずつ個別で話を聞く
④ 話の流れを図やメモに整理する
⑤ 問題になっている部分をはっきりさせる
⑥ 必要に応じて謝罪や今後の行動を考える
⑦ 分からない場合は正直に保護者へ伝える
トラブルが起きないことが理想ですが、学校では必ず起こります。
だからこそ、「トラブルをなくす技術」よりも、「トラブルが起きた時に慌てない技術」を身に付けておくこと。
これが、先生自身を守ることにも繋がるのだと思います。


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